複線区間で上手にすれ違い 羽越本線

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手書きダイヤです。
新潟県とその周辺の路線のダイヤグラムを手書きで作成しています。

「手書きダイヤグラム」はホームページにて、ダイヤグラムを掲載しています。
http://tegakidiagram.ikidane.com/

現在は、羽越本線（酒田駅～秋田駅間）、由利高原鉄道のダイヤグラムを作成中です。

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羽越本線は、新津駅～新発田駅間はすべて単線であるものの、新発田駅以北は複線の区間も増えます。しかし、所々単線の区間も見られます。

下記のダイヤグラムの中では、金塚駅～中条駅間が単線です。

17時を過ぎると、この区間では列車の本数が増えます。
いなほ号は上りも下りも走っており、ほとんど同じ時間帯に普通列車も上りと下りがやってきます。
この場合、金塚駅と中条駅の単線がネックとなります。

しかし、以下の通りに、普通列車がいなほ号を待避するだけのダイヤとなっており、いなほ号は待避することなく発車していきます。

★特急列車同士　中条駅～平木田駅間（複線区間）ですれ違い
★普通列車同士　中条駅ですれ違い
★中条駅では、
下り普通列車は、下りいなほ号を待避
上り普通列車は、下りのいなほ号とほぼ同時に到着し、発車
上りのいなほ号と、下り普通列車は中条駅ですれ違い
★金塚駅では、
上り普通列車は、上りいなほ号を待避

中条駅も、金塚駅も2面3線の駅なので、上り列車と下り列車は同時に待避できませんが、上り列車と下り列車で待避する駅を変えていることで、待避をできるだけ少なくしています。

単線という制約があると、ダイヤグラム作りは難しくなりますが、羽越本線は効率の良いダイヤグラムとなっているので、とても感心してしまいます。